戦争が終わって70余年
ふたたび世界に影を落とす
戦争の足音
どう向い合うべきか
問いかける
八月戦争末期
失われた美しい生活
激しい爆撃の中
そして少女は見た
不思議な光景
絵本
ある八月の物語
8月が近づきますと日本人は戦争を思い出します。ある人は戦争で亡くした愛する者に涙し、ある人は戦中戦後の苦しかった生活を思い出します。無関心な方もいらっしゃるでしょう。
昨年から世界には不穏なニュースが流れています。あれから80年近く、巨大な力のもと、戦争の形態は複雑化して行きました。このたびのロシアとウクライナの戦争に関して、ロシア国民の姿も見え難く私達は無力感に苛まれます。
お母様はとても大変
お父さん、おばあちゃん、
子供が四人
凛とした
美しいお母様
お母様の美しい着物は
もんぺにかわった
赤ちゃんが産まれた
おとうとのまこちゃん
戦争の足音と共に
幸せな家庭が壊れていく
そして、理不尽な死
このいたいけな姉弟が
戦争中に出会った
美く悲しいおはなしを
お子様に
読み聞かせてください
そしてかつてこの国に
せんそうがあったことを
伝えてください
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